
転勤族であるご夫妻は、娘さんが幼稚園に入園し将来的に転校などで友達と離れるのが可哀想だろうと、一昨年の8月から家を建てる計画を考えていたという。以前からさまざまな「家」に関する資料を集め、スクラップブックを作成していたご夫妻が思い描いたのは、洋瓦の屋根やレンガ、塗り壁で作られた「南欧風の家」。
さまざまな展示場を見学したが、既に「家」のイメージが決まっていたため、自分たちの希望を叶えてくれるハウスビルダーを探すこと目的であったのかもしれない。共和ホームの展示場を訪れたのが、運命の出会いであった。話しを重ねるなかで、「自分たちの希望を一番叶えてくれそうだ」と感じて、契約を決意したという。
ご夫妻が希望したのは、洋風の外観に加え開放的な吹き抜け。2階にはベランダのような手摺りを設けたり、2階寝室の窓から1階のリビングが覗けたりなど、立体的な空間づくりを目指していた。また、内装はフレンチカントリー調を希望し、無垢材のフローリングやドア、輸入タイルのキッチン、洋風の洗面ボウルなどインテリアにもこだわった。
なかでも「かなり無理な注文をしたと思います」と奥様が笑顔で語ってくれたのが、ダイニングの照明に自ら雑貨屋で注文したシャンデリアを取り付けたこと、扉にステンドグラスをはめ込んでもらったことだった。しかし、共和ホームの担当者・池田さんの感想は、「打ち合わせでスクラップブックを見て驚きました。やりたいことのイメージが伝わって、やりやすかったです。」ご夫妻の熱意と情熱が、池田さんのハートを動かしたようだ。
打ち合わせの度にインテリアなどのサンプルをいろいろと見せて、漠然としたイメージを形にして提案した池田さんに対して、ご夫妻は「商品知識が豊富でたよりになります。私たちがこうしたいという希望に対して「無理です」「できません」とは決して言わずに、輸入で取り寄せるなどいろいろと探してもらって本当にありがたかったです」と好印象を持った。
ご夫婦の希望とそれを叶えるべく奔走した池田さんとのタッグで完成したご夫妻のマイホームは、1階がリビング・ダイニング・キッチン、和室、トイレ・風呂。2階が寝室と子供部屋が2つという構成。玄関脇には2帖の広い収納スペース、キッチン背面に棚、寝室にウォークインクローゼットなども配し、収納関係も充実している。
入居後の感想をお尋ねすると、「オール電化なのでとっても暖かいし、吹き抜けの窓も大きく、光りが差し込んで明るいのです。子供が自由に動き回れるのもいいですね。とっても満足しています」とマイホームの住み心地を語ってくれた。
また、奥様は「内装をもっとフレンチカントリー調にするために、これからも手を加えていきたいと思います」とも。幸せなご一家とそれを包み込むマイホームの物語は、まだまだ始まったばかりなのである…。