
家造りには信頼できる業者との出会いが大切と、奥様は以前からお母様からアドバイスを受けていた。そのお母様が推薦してくれたのが共和ホームの池田さんだった。「住む方の個性が感じられる家を作って差し上げたい」と情熱的に話す池田さんの誠実な対応は、お母様の推薦の言葉通りだった。
そこからA様邸の家造りがスタートした。新時代の家づくりとして共和ホームが提案する秋田市大住の「WOOD PURE」のモデルハウスを見学し、イメージはどんどん具体化していった。
家族が帰ってきた時やお友達が訪ねてきた時に、ドアを開けてすぐに笑顔で迎えられるようにと、玄関とリビングとの間に仕切りを敢えて設けてはいない。また、床面との違和感がないようにダイニングテーブルをオーダーメイドにするなど、随所に個性的なデザインが見受けられる。
また、奥様は毎日現場を訪れ、お茶出しを日課とした。工事に携わる方々と会話する機会が多くなったのは言うまでもない。「自分が実際に立ってみて、ダイニングテーブルの脚はもう少し高いほうがいいかな?など話したら、池田さんは臨機応変に対応してくれました。」というように、当初の図面とは異なる箇所がいくつかある。
「現場でも施主様とのコミュニケーションを大切にする」のが会社のポリシーと池田さんが話すように、設計から施工まで一貫して行う共和ホームは、満足のいく家を造りたいと願う施主と、思いを叶えて上げたいと願うビルダーとの共同作業として家造りに取り組んでいる。施主の現場での要望に耳を傾け、予算と照らし合わせながら応えていくのも、地元に密着するハウスビルダーとしての使命感であり、誇りであると考えている。
A様邸ご家族は、親しい友人が訪れたかのように、池田さんを取材の際に出迎えてくれた。施主とビルダーが喜びを分かち合える家造りであったように感じられる取材であった。